多民族が住む街は食べ歩きがとにかく楽しい。ニューヨークもそのひとつ。
以前にも書いたと思うが、私がニューヨークが好きな理由として、その多様性がある。
その中のカテゴリーのひとつが、民族。
”移民が多い多民族の街で暮らすとは何ぞや”ってな、お堅い社会分析話はまた次回として、今回は軽い話題の、食べ物について。主に、私のYoutubeビデオの紹介。
東京も、私が住んでいた頃とはずっと変わって、世界各国の食べ物が食べられるようになってきていると思う。ロンドンやパリとかでも同様なんじゃないか?
だからニューヨークに限ったことじゃない。
私にとって
- 世界中の食べ物が安く食べられて、
- 車なしでも楽に生活できる(公共交通が整っている)
というのは、住む場所を選ぶ上で、絶対譲れない条件。
ああ、ここに住んでてよかった。
- 事例1:学校で開催された The International Food Festival
- 事例2:南米コロンビアの朝ごはん
- 事例3:ボスニア・ヘルツェゴビナ(バルカン半島)の定番食
- 事例4:インドのストリートフードをニューヨークで
- 事例5:その他いろいろ
- まとめ
事例1:学校で開催された The International Food Festival
うちの学校が毎年やってるイベントで、まあ、簡単に言えば、生徒たちと彼らの家族が食べ物を持ち寄ってくるってだけの話なんだけれど、その種類が結構面白い。
中央アメリカ、南アメリカ、カリブ海域、アメリカのソールフード、中華、マレーシアやフィリピンなどの東南アジア、パキスタンやバングラディシュなどの西アジア、中近東、西アフリカ、ロシア、ウズベキスタン などの中央アジア、そして勿論、ニューヨーク名物のピザとベーグル。
こうやって文字で読むだけだと、なんてことないが、実際、並ばれた食べ物を見ると、かなりワクワクする。(忙しかったので、写真が撮れなかった。)
事例2:南米コロンビアの朝ごはん
コロンビアの朝食はかなりユニーク。
アレパと呼ばれるトウモロコシ粉で出来たちょっと硬いパンケーキ状のものに、大抵はチーズがのっている。
パン系もかなり種類が豊富。このビデオでも二点紹介。モチモチしていてかなりうまい。
そして何よりも、コーヒーじゃなくて、かなり濃いホットチョコレートを合わせるのが特徴。
中南米料理って、ココ(ココア)の原産地ってこともあって、メキシコ料理のモレのように、様々な形で、ココが使われてたりする。
事例3:ボスニア・ヘルツェゴビナ(バルカン半島)の定番食
バルカン半島は、長い間オスマン帝国の支配下にあった影響もあって、トルコ料理に似ているものが多い。
このビデオで食べているCevapiと呼ばれる、スパイスの効いたソーセージは、私がサラエボに行った時に食べたのと、かなり似ていて超嬉しかった。
肉料理にヨーグルトドリンクを合わせるのは、トルコや中央アジアでも見かける。
ただ、ボスニアのものは塩っけが少ない。
事例4:インドのストリートフードをニューヨークで
インド料理は日本でも知っている人が多いので、説明は省くけど、この店は土地柄もあって(クイーンズ区のジャクソンハイツ)、ネパール人やバングラデシュ人客も多い。
私は夏になると異常にこのビデオで写っているものが食べたくなる。
暑い時期は暑い国の食べ物が合うのだろう。
事例5:その他いろいろ
まだ始めて間もないチャンネルだが、すでに述べたものに加えて、ウズベキスタン料理、ドミニカ共和国料理、中近東のフムス、トルコのシミット、中国料理系の地域にある豆花(トウファ)などのビデオをアップしてある。
全てが地下鉄でアクセス可能。
これからも週一程度の頻度で更新するのが目標だ。
まとめ
ニューヨークに観光に来られる方々。
アートもショッピングもいいかもしれないが、地下鉄を乗りこなして、多民族料理巡りってもどうだろう。
少なくとも私にとっては、それがニューヨーク暮らしの楽しみの一つなのだ。