Kedi Channel

独身女、ニューヨーク。これからの人生を考える。

中央アジアのど真ん中に見事な地下鉄駅アート。これ本当。ウズベキスタン のタシュケント。

「ウズベキスタン、タシュケント、地下鉄」この時点で "は?"となってもおかしく無いのはわかっている。

 

中央アジアの旧ソ連国、ウズベキスタン というとイスラム美術・建築が素晴らしい「青の街」として知られるサマルカンドが有名だが、首都タシュケントには息を飲むほどゴージャスな地下鉄アートがある。

 

もともと、核シェルターの役割の一環で建設された地下鉄網なので2018年まで撮影は禁止されていた。"今は2021年"と自分に言い聞かせても、やはり、プラットフォームに必ずいる制服の警備人を目にすると緊張。旅行もスマホ依存のこの時代、きれいな地下鉄駅を録画したくらいで、ウズベキスタン 警察に取り上げられたりしたく無い。

 

でも、全然大丈夫だった、結局。

 

私も調子に乗って29ある駅のうち、特に美しいと言われる13の駅を撮影記録した。ウズベキスタンの有名な建築家や芸術家が設計したこともあり、各駅意匠を凝らした芸術品のような仕上がりである。核シェルター目的なら、何でこんなに凝ったデザインを?と思ったりしたけど、まあ、その記録がこちら。

 

ちなみに、汚い暑い臭いの夏のニューヨークの地下鉄と違って、タシュケントの地下鉄は超レトロな電車内だけでなく、駅自体も涼しい。運賃も乗り換えを続けて地上に出ない分には一乗車分だけ。だから、摂氏50度を超える夏には、「地下鉄美術観光」がパーフェクト・アクティビティである。これ、『地球の歩き方』に投稿提案するべきだろうか?

 

すでに述べた様に、ウズベキスタン となると人気はサマルカンドで、タシュケントに関する情報、まして、その地下鉄についての情報はあまり無いが、日本語だと一冊出版されている。こちら。