Kedi Channel

独身女、ニューヨーク。これからの人生を考える。

子供なし/ 独身 / 中年 / 女 、この組み合わせって日本では価値のない半人前?

”どうせお前は女なんだから”

”どうせお前は子供がいないんだから”

”どうせお前は独り者なんだから”

日本に来る度に、直接的・間接的にノンストップでこの様なことを言われる。最初ははねのけているけれど、カルト洗脳の様にジワジワに浸透してきて、精神的に疲れる。

毎回真面目に返答してたらキリがない。

そもそも、”どうせ”とは何ぞや?

 

私の周りだけかもしれないが、未だに、家事や子育ては女性ばっかり。

テレビをつければ、少女みたいな”可愛い”顔をした女性たちが、おまけみたいにニュース番組の飾り役をしている。

政経会に限らずいまだに社会各分野のリーダー格は男性が多半数。

 

アメリカも困った国だ。でも、ニューヨークみたいに何でもありの都市だと、どんな生き方をしていようが勝手である。ましてや”女だから”どうこうなんて言われた経験は私にはない。

 

観光とかで来る分には日本は素晴らしい国。でも、その社会の一部に組み込まれようとなったら、これはまた別問題。

日本に残るか出るか。もうこれは個人の判断。それに当然のことながら、どこに行っても苦労はある。私は出て本当によかった。

 

日本に日本人として生まれ育ったからといって、一生、日本語話して日本社会で生きていかなくても良いんじゃないか?自分の力で人生を自分で選択した国で切り開いていくっていうのもありでは? 

 

海外に渡った日本人による書籍は山ほど。私はトルコが大好きなのでやっぱり、アマゾンリンクはこちらでしょう。ご興味のある方はどうぞ。