1日は短いが1年は長い。先のことを考えて落ち込むのはもう嫌だ。
この前、同僚と豆花(トウファ)を食べながら会話した中で、ちょっと気になる発言があった。
「1日はあっという間に終わるけど、1年って長いよね。」
まさにその通り。
私を含めて教師の殆どが新年度に落ち込んでいる理由が、ここにある。
(私の周りでは、って話。学校によっては皆さん明るく元気な所もあるだろう。)
夏休みが終わり9月になると、皆、口を揃えて言うことは
”ああ、6月まで遠すぎる。”
ストレスに満ちた10カ月を前にして落ち込むというパターンだ。
春学期が始まる2月あたりになると、カウントダウンが始まる。
”やっと終わりが見えてきた。”って感じ。
大昔、日本で普通の事務職をしていた時はこんな考え方はしていなかった気がする。
そこで思った。
”先のことはあまり考えないようにしよう。今に集中しよう。”
マインドフルネスとかでよく言われる、”live in the present moment”と、ちょっと似ているかもしれない。
(マインドフルネス関係で、アメリカではやたらと”瞑想”がストレスに良いと言われていて実践している人が多いけど、私はそこまでのレベルではない。)
来年の6月のことや、早期退職する予定の6年後を考えて、”ああ、遠すぎる。精神的にもたないかも。” と、落ち込むのはもう嫌だ。
勿論、夏休みの予定や退職後の計画を立てることもあるだろう。
それはそれでいい。
今は感じていないけど、”この10カ月で、この6年間で、 ____ を達成したい”ってな、目標を作るのもいいだろう。
ただ基本的に、何を考えるにしても、ベースが”今現在”になるように、発想の転換するように努めようと思う。