コロナで生活や意識が変化?人生の転機?. . . .あまり変わらなかった自分のコロナ生活を振り返る。
あと2週間ほどで夏休みが終り、一応、形の上では仕事に完全復帰となる。生徒も教師もリモートの選択はできない。
2020年3月に自宅勤務に切り替えになって以来、学校に戻った時期もあったけれど、コロナ渦に勿論、自分も影響を受けた。
が、
実はそんなに変わっていない。
ありがたいことだと思う。家族や友達は健在だし、仕事もある。
だけど、コロナをきっかけにポジティブな変化を成し遂げた人たちを見ると、
正直、自分の無変化状態が、少しつまらない。
コロナが与えてくれた成長するチャンスを活用しなかったことに、少し後悔している。
変化を遂げた人たちの例
- 家族みんなで他国に移住
- ゼロから始めたジョギングで、毎日10キロ走るようになり、スリムな健康体に変身
- 資格をとってキャリアのステップアップ(結構いる)
- サラリーマン生活をやめて、起業
- ニューヨークを離れ、郊外や他州に家を買い、引越し
- 子作りに励み、妊娠または出産
- 質の良い他校に希望転勤(結構いる)
- 本を出版(Kindleだけじゃなくて、"本")
- 教育関係のテクノロジーに強くなった(結構いる)
私のコロナ生活
アマゾンプライムやNetflix漬けの毎日
特にコロナ初期の半年間は酷かった。
何も考えずにボーッと毎日何時間もソファに横になって海外ドラマやThe Great British Baking Showを見続けた。
癒しが必要だったのだと思う。
一見、無駄に見える時間の過ごし方だけど、今こうやってブログを書くのに役立っていたりする。(海外ドラマのタグがあるのがその証拠)
大学4年間をうつ状態で過ごした時、アパートにこもって映画を見続けたのが、実は無駄になっていなかったのと同じこと。
でも、その真っ只中にいる時は、その価値は分からないものだ。
体が急激に衰えた
朝の散歩は一応していたものの、体は動かさないし、仕事でズームしている時以外は誰とも話さない。
体が崩れるのは当然だ。
腰痛、筋力の弱り、顔のたるみ(顔の筋肉も使わなきゃ衰える)、50肩。
筋トレとかしたら良いのはわかっているけど、何もしなかった17ヶ月。
会話能力も落ちた。口と脳の作動速度が落ちた。
パンや焼き菓子、インド料理にハマった
これも癒しの一つだったのだと思う。
台所に立っていると全てを忘れることができた。
出来上がった "作品" をコロナの真っ最中でも地下鉄に乗って友達の家にデリバリーしたりした。
"趣味"と呼べるものじゃないけど、"自分が楽しいと思えること" リストに一つアイテムが増えた。
人とのつながりは "必要ないけど必要"、という自分に気づいた
元々、一人で行動するのが好きだし、いわゆる社交事(誰かと外食したり飲みにいったり)はしないので、その点ではコロナで生活が大きく変わったことはなかった。
それでも友達がケア・パッケージを届けてくれたり、”どうしてる?”と何気なく連絡をくれたりしたのにはとても感動した。
実際、直接会って話すことはできなかったけれど、友達、同僚、生徒とのズームやメッセージ交換に救われた。
人間って社会的動物なんだって実感した。
断捨離とは何ぞや?
持ち物は限りなく少ない生活をしているので、そもそも捨てるものがない。
アパートは元々空っぽだし、着るものも必要なものしか持ってないし、化粧も全くというくらいしないから美容関係のものもない。
SNSはやったことないし、かなりシンプルな生活をコロナ前からしていたので、
断捨離はなかった。
人生はテレビドラマじゃないのさ
コロナをきっかけに(ポジティブで)大きな変化を成し遂げた人たちを見ると、やっぱり羨ましい。
結果自体じゃなくて、結果に至るまでの彼らの努力と意志とエネルギーが羨ましい。
自分って凡人って思ったりする。
でも、まあ人生ってこんなものだろう。
それに、今自分には大きな変化は起きていないけど、この先何かが待っているかもしれない。
長く生きていれば、大小いろんなサイズの "踏ん張る時期"ってあるものだ。
だから、毎日をそれなりに自分のペースで、できる範囲で少し向上努力して、生きていく。