使いづらい「趣味」という言葉。言い方を変えて、ポジティブな自己評価をしよう、って話。
趣味は人生を豊かにするらしい。
「趣味がないと特に定年後はミゼラブルになる」という説は、科学革命以前の地動説の様に、誰も疑わない。
が、趣味という言葉の使い方が実は私にはイマイチわからない。
だから、「趣味は何ですか?」と聞かれ、「特にないです。」 なんて答えたりなんかすることが多々あり、会話が突然居心地悪くなったりする。結果として、自分のことがつまらない人間に感じられたりする。(でも正直言って、悪いけど、この様な質問は私は嫌いだし苦手。)
思うに、この言葉の定義は人それぞれなんだろう。
例えば、私は海外旅行に5−21日間くらいの期間で年に3・4回の頻度で出かけるが、これを趣味と呼ぶのは、変な感じがする。(もちろん、これは個人的な意見。)パンも焼くし料理もするけど、私にとってはそれは趣味じゃない。
こんな感じで、「無趣味でつまらない私」像が形成されてしまうのだ。
そこで提案。
『趣味』という言葉を使わずに、"I like ..."、 "I enjoy ..."、 "I'm happy when I ..."、 "I forget time when I ..."という様な表現を使って自分の興味や自分をポジティブな気持ちにさせてくれる事を表現すると、結構意外にたくさん出てくるのがわかる。
この無趣味レーベルを背負った私でさえ、少なくとも10くらい簡単に挙げることができる。そうすると、なぜか自己評価も上がったりする。
どうです?試してみたら?
少しずれるが、世の中には私と同じ様な疑問を持った人々いて、このトピックについて本を書いている。これは一例。