シミット(トルコ風ベーグル?)が無性に食べたい。なんちゃってニューヨーク版じゃなく本場モノが食べたい。
私の大好物ベスト10に入るシミット。
今、無性に食べたい。
でも、焼き立ての本場モノは食べられないから、欲求を落ち着かせるためにブログを書くことにした。
シミット (Simit) って何?
(イスタンブールでかなり気に入ったシミット専門店で食べたシミット)
シミットとは輪っか状の胡麻パンで、トルコの国民食の一つといえるだろう。
イスタンブールだと道端でもそこら中に売ってるし、パン屋にも勿論売っている。
(イスタンブールのPumaで売ってたTシャツはシミットカートのデザイン)
このシミット、地方によってちょっと変わってくる。
首都アンカラのシミットは色も濃く少し硬め。独特の風味があって美味しい。
海に面したイズミルになると、シミットは「gevrek」と呼ばれ、シミット特有のひねりがなくなる。「これはシミットか?」と一応、確認したりした。
黒海地方のシミットは、ごまがついてなくて超硬いらしい。食べてみたい。
この夏、イスタンブールに行った時、シミット食べ比べビデオを作った。(以下)
シミットはよく”トルコ風ベーグル”と言われるけど(トルコ航空のメニューでもその表現が使われている)、それってシミットにちょっと失礼じゃないか?
私はニューヨークベーグルも結構好きだけど、シミットとベーグルの共通点は、輪っか状なことくらいしかない。
ニューヨークでシミット食べ比べ
中近東ひよこ豆ディップ ”フムス ”でもやってみた試みをシミットでもやってみた。
何ぞや?
ニューヨークで本場レベルのものがあるか調査したのである。
ニューヨークでトルコ系のパン屋やスーパーがあるのは南ブルックリン区のKings HighwayやSheepshead BayやBrighton Beach辺りか、クイーンズ区のSunnyside。
後者はお店のみでパン屋はないので、南ブルックリンで調査した。
ブルックリン、シミット食べ比べビデオはこちら。
結果は、”フムス食べ比べ調査”と同じ。
ガッカリだった。
普通の胡麻パンと思って食べれば、それなりに美味しいのだが、シミットとは呼べない。
柔らかくて風味もなくて、悲しかった。
それでも、明らかにトルコ人と思われる人達で何処も賑わっていたから、どういうことなんだろう。
みんな妥協しているのだろうか。
うちでシミットは作れるか?
コロナで家にいることが多かった時期、私はパン作りに結構凝ったので、勿論、シミットも焼いてみた。
(家で焼いたシミットの一例)
トルコ人YouTuber達のレシピを参考に、3回(全て違うレシピ)試してみたが、美味しいけど、やはり本物とは欠け外れた胡麻パンになってしまった。
結論
これはもう明らか。
”美味しいシミットはトルコで食べよう。”
それまでは、我慢我慢。
地元で食べられる美味しいものに集中しよう。
例えば、(ニューヨーク)ベーグルとか。。。。