Kedi Channel

独身女、ニューヨーク。これからの人生を考える。

『勝間式ロジカル不老長寿』 Part 1: 実はこの先、人生もっと長いかも、とハッと気づいた。

60ー65歳あたりで私の人生は終わるものだとずっと思ってた。冗談抜きで。

 

特に理由はない。大学進学とか結婚とか出産とかを人生の中で当たり前なことと考える人がいるのと同じように、私の場合は、”65年人生”が当たり前だった。

65歳で元気だったらどうするの?と聞かれたら、”その頃には合法的に医学の力で命を止めることが出来てるかもしれないし”とか返事していた。

生きることっていい事ばかりじゃないし、実はかなりしんどい。やりたいことは十分後悔なくやったし、明日が来なくてもいいや、とか友人達に話すと、皆口を揃えて ”大丈夫?うつ気味?カウンセリングに行ったら?”と言う。変わり者に思われるのも嫌だから、もう、この手のことは人に話さないことにした。

かなり貯蓄をしていたのは、定年後の心配からなわけではなく、ただ単に貯蓄するのが好きなだけ。

 

が、何故かある日突然、思った。

もしかして長生きするかもしれない。これってかなりマズいぞ。

 

コロナの在宅勤務でダラダラと過ごす毎日に嫌気がさしてきた時期と丁度重なったのもあって、かなりの危機感に襲われた。

何十年もこうやってブラブラ人生送るのは、絶対、ゼッタイ、嫌だ。

 

こうして、他の人たちと同じように長い(かもしれない)人生について(やっと)考え始めたのである。

アンチエイジング についても興味が出てきた。

 

この夏日本に来て、中年層向けの ”残りの人生どうする?”的トピックを扱った本が多いことに気づいた。興味本位で、勝間和代氏の『勝間式ロジカル不老長寿』を読んでみた。この手の本を買うのは初めてで、あまり期待していなかったのだけれど、結構、なるほどと思うことが多かった。それについてはPart 2で。