「ルービックキューブ」と「数独(SUDOKU, ナンプレ)」で、脳活を試みた。
自分の体を使って、ニセモノ科学実験をするのが結構好きだ。
例外もあるが、期間は大抵1ヶ月ほど。実験トピックは実にくだらない。
- ヨーグルトを毎朝食べたらどうなるか。
- 砂糖や人工甘味料を一切やめたらどうなるか。
- ヨガを毎朝毎晩やったらどうなるか。
- 毎日1万歩、歩いたらどうなるか、などなど。
実験終了後には、結果がどうであれ、さっさと習慣化されかかっていた行動パターンにさよならする。
以前ブログに書いたように、ラマダン(断食月)を実行しているのも、これと関係しているのかもしれない。
脳の老化防止や活性化に興味があるので、2ヶ月ほど前に2つのことに挑戦してみることにした。過去の実験とは違い、毎日というわけではなく、頻度はまばらだ。
何故「未経験のことを行う」と脳にいいのか
まあ、おさらいになるが、とりあえず。
実は脳はとても怠け者で飽き性らしい。だから、同じことを繰り返すと活性化しない。
新しいことにチャレンジすると、脳は活性化され、元気になる。
ただ、いくつか行うことが重要で、脳へ小さな刺激を毎日与えることが脳を元気にする方法だという。
未経験のことを行うと、脳はもちろん少し混乱するが、その混乱によって脳が活性化する。
ルービックキューブ - ああ、この新鮮さ。
アマゾンからの箱を開けた時、正直かなり嬉しかった。
キューブを手に取ると、子供のようにワクワクしている自分に結構驚いた。
(これって、まさにアンチエイジングではないか!)
最後にルービックキューブをやったのはいつだろう。一面だけ揃えるのは簡単だったのは覚えている。が、それから何十年もたった今、それさえ中々できなくてイラ立ってきた。
しばらくして一面はすぐできるようになり、YouTubeを見ながら全面を揃えるのに挑戦してみた。(未だにできない。)
脳活効果は?
絶対あると思う。日頃全く使っていなかった部分が稼働しているのが分かる。
麻雀が脳にいいと言われるが、それと同様で、手で何かを触りながら同時に頭も動かすってこのことか!と実体験で確認した。
ただ時間の無駄遣い感が少しある。ルービックキューブ大好きという人にとっては違うのだろうが、時々”自分は何してんだ?”と思うこともあった。
ふと暇な時に手に取る程度で楽しむのがオススメだ。
数独(ナンプレ)- イラつくがハマる
これまで一度も興味を持ったことがなかった数独を脳活の為にやってみようと思ったのは、長年購読しているニューヨークタイムズのオンライン版に無料でついてくることを(やっと)発見したからだ。
通勤時のスマホのいじり過ぎに罪悪感を持っていたから、脳活という言い訳で、悪習慣を続けることができるなんて、こんないい話はない。
これはすぐにハマった。通勤時間がいきなり短縮されたかのようだ。
しかし、現実はそう甘くはない。
レベルを上げた途端、自分の頭の弱さの再確認となった。
理数系でチェスが趣味の同僚に見せると、まるで ”これくらい脳味噌空っぽだってできるさ”と言いたそうにスラスラと解いてしまった。
今は、初級と中級を気分と時間に応じて分けて楽しんでいる。
脳活効果は?
もちろん。数独(ナンプレ)と言われるせいで数字に強くなければいけないと思う人がいるかもしれないが、実は数独は、9つの記号を組み合わせたパズルみたいなものだ。
私は ”おちゃらけ文系人間人生”が長いので、パズルをするだけで脳が刺激されているのが自分でもよく分かる。
まとめ
医者じゃないのでよくわからないけれど、脳って実は使わないところが結構あって、ほっとくと錆びてしまうのではないか。
実体験から感じた結論だ。
ルーピックキューブも数独も、簡単に安く始められるしオススメする。
続かなくたっていい。
脳が刺激されるのを体験するだけでも価値があると思う。
最後に。。。実は、同じ時期に私はもう一つ別の脳活実験をしているのだが、それについては近いうちにまた別のブログエントリーで書きたいと思う。